top事例紹介【事例紹介】Facebook|Facebookダイナミック配信にて「コンバージョンAPI」を導入し【CPA125%改善】

【事例紹介】Facebook|Facebookダイナミック配信にて「コンバージョンAPI」を導入し【CPA125%改善】

デジタルマーケティング
【事例紹介】Facebook|Facebookダイナミック配信にて「コンバージョンAPI」を導入し【CPA125%改善】

近年iOSのアップデートやGoogle社での3rdパーティーCookie(※1)廃止が話題となっていますが、世界的なプライバシーに対する意識の高まりが背景にあります。
広告主企業が正しい広告成果の計測と配信の最適化を維持するためには、Cookie計測に頼らない新たな手段の確立が必要不可欠となっています。

今回は、従来の3rdパーティーCookieに頼らないFacebook「コンバージョンAPI」での広告効果が改善した事例が新たに確認されましたのでご紹介いたします。

3rdパーティーCookieが使えなくなることによるデメリットとは?

広告計測において3rdパーティーCookieが使えなくなると、年齢やデモグラフィック、興味関心を推測するDMP(※2)や、ブラウザの履歴を利用したオーディエンスターゲティング(※3)が使用できなくなるだけでなく、リマーケティング広告(※4)の利用や、ビュースルーコンバージョン(※5)の計測もできなくなります。これまで当たり前に使えていたプラットフォームや機能が使えなくなるため、広告コンバージョン数(※6)が測定不能となったり、ユーザー行動の把握における精度が低下するといった問題が発生します。

CyberACEでは上記問題の解決に向け、Facebook社と連携しFacebook「コンバージョンAPI」の導入推進を行っています。

3rdパーティーCookieに頼らないFacebook「コンバージョンAPI」とは?

Facebookピクセル(※8)と連携して機能し、Facebook/Instagram広告キャンペーンのパフォーマンスや効果測定の改善に活用可能なFacebookビジネスツールの1つです。
サーバー間を直接繋ぎ、顧客が保有する情報を効果測定に活用することが可能となります。

今後想定される新たな業界水準とは?

SafariのITP(※9)に限らずChromeもCookieに対する規制を強化しており、ブラウザベースのシグナル(※10)からサーバーベースのシグナルへと移管させていくことが業界標準となっております。
2020年以降は、ブラウザベースとサーバーベース両方のシグナルを併用する動きが出ています。

「コンバージョンAPI」を導入しFacebookダイナミック配信でCPA120%改善

4月1日よりFacebook「コンバージョンAPI」を導入し広告配信を行ったところ、ファッションECの企業様でCPA(※11)が125%改善する事例が確認されました。シグナル数強化によりターゲティング精度が向上したことで、コンバージョンレートが改善したことが要因と考えられます。
ROAS(※12)ベースでも130%広告効果が改善する結果となりました。

Facebook「コンバージョンAPI」の導入支援

CyberACEでは独自の体制を整備し、Facebook「コンバージョンAPI」の導入支援を行っております。
Facebook/Instagram広告におけるCookieに頼らない広告計測の実現に向けた仕様設計から実装をサポートいたします。
CyberACEでは上記問題の解決に向け、Facebook社と連携しFacebook「コンバージョンAPI」の導入推進を行っています。

(※1)3rdパーティーCookie=アクセスしたWebサイトと異なるドメインが発行したCookie
(※2)DMP=データマネジメントプラットフォーム
(※3)オーディエンスターゲティング=サイトへの訪問履歴や商品の購入履歴などユーザーデータに基づき「人」に対して配信する手法
(※4)リマーケティング=過去にサイトやモバイルアプリを利用したユーザーとつながるための方法
(※5)ビュースルーコンバージョン=広告を見たと思われるユーザーがクリックしなかったもののその後に別のルートでサイトを訪れて達成したコンバージョン
(※6)広告コンバージョン数=広告経由での成約数
(※7)Cookie=サイトを訪問したユーザーの情報を一時的の保存する仕組み、またはそのデータ
(※8)Facebookピクセル=広告効果の計測精度向上やFacebook広告の配信システム最適化を実現するツール
(※9)ITP=Intelligent Tracking Prevention / Safariに実装されているトラッキング防止機能
(※10)シグナル=Facebookピクセルを通して返ってくる通信
(※11)CPA=Cost per Acquisition / 1顧客あたりの獲得単価
(※12)ROAS=Return On Advertising Spend / 広告の費用対効果

Facebook「コンバージョンAPI」の導入から配信に関するご相談、また上記事例に関するご質問やご不明点はお気軽にご連絡ください。

株式会社CyberACE
カスタマーサクセス室 稲岡 伸江
inaoka_nobue@cyberace.co.jp

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